児童英語を教える有能な先生のための12の心得

ヘリーン・J・内田

  1. 授業の初日にクラスのルールを明確にしましょう。このルールは公平で一慣性のあるものでなければなりません。
  2. 生徒の名前は最初に会った日に覚えるよう心掛けましょう。また、生徒同志にもお互いの名前を覚えるよう勧め、授業中はできるだけ生徒に名前で呼びかけるよ うにしましょう。例えば、生徒と話している時、黒板に文を書いている時、何かをしてもらう時、TPR実習の時、そしてノートや練習帳等を後ろへ順に送り返 す時等。
  3. 何をすれば良いかを態度で示しましょう。説明はせず、態度や仕草で表現し、それになりきるようにして下さい。そうすれば生徒は自然について来ます。英語に必要なのは、説明ではなく、体験することです。
  4. 授業の度に生徒との間の信頼関係を深めるようにしましょう。英語で間違いをおかしても決して恥ずかしくないのだということを、貴方の態度や行動を通して生徒に伝えることが大切です。但し、授業中の日本語は絶対に禁物ですから、これだけは厳しく注意しましょう。
  5. 生徒に対して誉めたり、ちょっとがっかりしたりといった反応は、アイ・コンタクト (eye contact)で表わして下さい。
  6. 判りやすいフォーマットに従い、一慣性があり、且つ計画的な授業を十分に準備することにより、生徒が安心して授業を受けられるようにしましょう。生徒たちは次にどんなことをするのか予想がつけば、自信にもつながって行くものです。
  7. 生徒が互いに、或いは、貴方と英語で交流を持つようなことがあれば、いつでも喜びと驚きの反応を示しましょう。
  8. 生徒が英語を話せば、通じたことを伝え、”よくやった!”と誉めてあげましょう。
  9. 子供たちに敬意を表わし、(生徒たちは十分それに値するのですから)時には、先生の役をしてもらいましょう。
  10. 英語を生徒の自尊心を盛り立てる為の道具として活用しましょう。
  11. 生徒の親になろうとするのではなく、”先生”であることに徹しましょう。
  12. 生徒を通して、自分の子供時代を思い起こしましょう。