セルフ・イントロダクション・スポットライト

ヘリーン・J・内田

外国語での自己紹介をするというのは、わくわくする挑戦です。まず名前と年令を言いますが、さて、その後はどうしましょうか。絶対成功するテクニックを一 つお教えしましょう。これは、生徒の自信につながり、小さなグループでも大きなグループでも進んで自己紹介をするようになるだけでなく、目的の言語による 他人の自己紹介の理解にも役立ちます。

リトル・アメリカ メールオーダーで購入可能なセルフ・イントロダクション・カード(下敷)を使用します。このカード(下敷)のテキストは次の通りです:

Hello. My name is __________.
I’m ____ years old.
My birthday is __________.
I go to __________ High School.
I’m in the _____ grade.
My favorite subject at school is __________.
My worst subject is __________.
I belong to the __________./(I don’t belong to any clubs.)
There are _____ people in my family, my __________ and me.
My favorite singer/group is __________.
My favorite sport it __________.
My hobby is __________.
When I grow up I want to be a(n) __________.
I would describe myself as a __________ person.
I am happy to meet you.

まず生徒に鉛筆で空欄に書き込んでもらいます。内容が全て自分自身に関することなので、生徒は結構関心をもって取り組みます。書き込みが終ると、生徒は自 己紹介を先生に見てもらい、間違いを訂正してもらいます。訂正してもらったら、生徒同士ペアを組んで自己紹介の練習をします。カードを参照する時は視線を 下ろしても構いませんが、話す時は視線を上げて相手の目を見るように生徒に言います。ここで重要なのは、コミュニケーションをとるということであり、読み 方や暗記ではありません。また、練習をすればする程上達し、自己紹介の暗唱がどんどん自然になっていきます。

聞き役の生徒の役割は、相手の自己紹介を聞きとり、十分に理解することです。話を聞きながら笑う、相手の目をじっと見る、うんうんと頷くなどして目に見える反応を示してあげることは、話し手にとって大きな励みとなります。

このアクティピティーを何度も繰り返せば(授業の度に5分を5回程度)、授業の度に一人ずつ自己紹介ができるようになるはずです。一回目は生徒達が参考に できるように先生が自己紹介をし、モデル・フォーマットを示します。ちらちらセルフ・イントロダクション・カードを見ながら、ゆっくり、はっきりと話しま す。また、話しながら教室の左から中央、右へと目をやり、プレゼンテーションの間、生徒全員に話しかけるようにします。自己紹介が終ると、次のクラスから は生徒が一人セルフ・イントロダクション・スターとなることを公表します。そして、その生徒の名前を発表します。(こうすれば、その生徒は家で練習し、準 備することができます。)次のクラスではその生徒が発表し、残りの生徒達は聞き役になります。

生徒達はお互いに関心があり、それぞれが英語で話すのを聞くことができるので、このアクティビティーには熱心に取り組みます。また、テキストの意味を知っ ているので、辞書を使ったり日本語に訳したりしなくても十分理解することができるのです。発表をしている生徒にとっても、聞いている側にとっても大きな自 信につながるテクニックです。更にレベルを上げて、聞き役の生徒達から発表者に質問をするようにするのもいいでしょう。

授業を楽しく始める、あるいは終るための良い方法です。あなたも含めて、みんなが楽しく取り組めます。目的の言語を使って、生徒達とことをもっと知る素晴らしい方法なのですから。